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交通遮断休暇 取れなかった私(笑)

今日は学年主任が欠席だという。聞けば喉が少々痛く、鼻水がとまらないらしい。だが熱はなく寝込むような体調ではないという。

ここ数日間、生徒指導案件発生で多数生徒の事情聴取やらややこしい保護者への対応など、学年団として忙しい情況のさなかである。慌ただしい中、要の学年主任が突然の不在は痛手である。だが症状は軽く、翌日には復帰出来るだろうとの見通しで、どうということもなかった。

ところが次の日も、症状がおさまらないため大事をとってまたお休みするという。結局、土日を挟んで数日間彼の不在は続いた。寝込んだ訳でも熱があるとか体がだるいとかいうのではない。念のため休むというのだ。出勤して感染させては却って迷惑をかけるからという〝配慮〟である。

だがハッキリ言って、のどが痛いとか鼻水のような風邪症状は冬場に入って職員室でも珍しくはない。あちことで咳・くしゃみが聞こえている。実は私も喉が2、3日痛いことがあった。といって別に誰も気にしてないし、それで休む人もいなさそうだし、まして〝死ぬ病〟の前兆だと本気で恐れている者などいないだろう。

なので、〝配慮〟は無用、業務に復帰して他に負担をかけないようにしてもらいたいというのが率直なところなのだが、さすがに誰も表だって口には出さない。だから私も這ってでも来い、とはいわない。常識的に考えて、
普通に仕事ができる体の状態なら出勤するのが当たり前ではなかろうか。

生徒もそうだ。「コロナ」以来、ちょっとした体調不良や気分の問題で欠席することが大義名分を得て、気軽に学校を欠席するようになった。PCR陽性は当然、一般的な風邪症状、さらには感染が怖いからという精神的な理由でも出席停止扱いで欠席にはカウントされない。だから3年も経つと生徒も賢くなったのだ。もちろん全ての生徒がそうではないが、明らかに怪しい欠席が目立つようになった。教員の間でもこんなこといつまで続けるつもりか、という思いが強くなっている。当初の大事をとって配慮する心情は薄れ、欠席常習の生徒を疑いの目でみるようになっている。


件の学年主任はもちろんそのようないい加減な人ではない。むしろ非常にまじめ、日頃お堅いくらいの実直な方、そのことは皆よく承知してはいるのだが、ハッキリ言ってアホといえばアホではないのか?

俺としては心の中でどうしてもそういう思いが湧いてくるのを如何ともしがたかった。俺が学年主任だったら多分鼻水程度で休んだりしない。

教職員の場合は有給休暇ではなく、交通遮断休暇というやつが適用される。災害等突発的な不可抗力で出勤することができないようなときのためのものだが、それが「コロナ」やら「ワクチン副反応」にも適用されるのだ。

ちなみに私は一度も使ったことはない。この3年間コロナにもならなければワクチンも打たず、だから交通遮断休暇も使わず、それどころかそれらで不在になった教員の代行をもっぱら果たしてきた。

だがどうやら「コロナ」も「マスク」もお終いになるようだ。なにせ私は「全国旅行支援」も受けられない〝体〟(笑)
今になって交通遮断休暇を一度も使わなかったのはエライ損ではないかという気がしてきた今日この頃である。

「コロナ」はエボラ出血熱並の指定感染症第2類相扱いという制度的タテマエが定められ、学校でもそれに従った対応が3年間も継続されてきた。だからそのタテマエに慣れっこになってしまって、不思議だとは思わなくなっている人も結構いるのだろう。しかしまあこんな馬鹿げたことを3年間も続けたものである。この弊害と禍根は末代まで祟るに相違ない

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2023年03月18日のつぶやき 2023/03/19


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